いっしょに考えましょ

MRのみなさんを応援するブログです。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

頼まれたときがチャンス その2 上司からの依頼は最優先

急に頼まれる。それは相手がそのとき自分を必要としているからです。だから対処する時間が短いほど、相手からの感謝・評価は上がります。私たちの誰もが忙しい中、スピードはときにクオリティよりも高く評価されます。つまり1週間かけて100%に仕上げるより…

頼まれたときがチャンス その1 応対次第で運命が決まる

「ちょっといい?」忙しいときに限って声がかかるものです。頼られるのは嬉しいものですが、正直困るときもあるでしょう。でも、頼まれたときこそ相手との信頼関係を深める絶好のチャンスです。 私たちは現金なもので、応対の仕方ひとつで受け止め方が大きく…

紙とネット情報の使い分け その10 習慣化してみよう

「忙しすぎて情報収集する暇がない」という声をよく聞きますが、習慣化してしまえばそれほど時間はかからず、だんだん苦にならなくなると思います。朝ご飯を食べながら/出勤途中にスマホで業界紙のページにアクセスするとか、卸デポや営業所、得意先で業界紙…

紙とネット情報の使い分け その9 これで知識を身に付ける

慣れてきたら「解説記事」や「記者コラム」にも手を広げてみましょう。解説記事は診療報酬改定の内容や新しい法律などを詳しく解説してくれます。記者コラムは記者が記事として書けなかったことを個人の裁量で公開しており、記事の裏側や本音を知ることがで…

紙とネット情報の使い分け その8 ウェブニュースの読み方

「日刊薬業」「RISFAX」は業界紙の中でもウェブとメールを駆使してニュースを発信している大手です。会社契約を通じて閲覧している方が多いと思います。 ウェブ画面の設計は概して、画面の左上から右下に向かってコンテンツの優先順位をつけています。当日の…

紙とネット情報の使い分け その7 紙の良さはここだ

紙の良いところは、パラパラめくっているときに興味のない記事も目に入ってくることです。興味のあるテーマばかりインプットしていては、知識の幅が広がっていきません。ときにはあまり得意でない分野の記事にも挑戦してみましょう。最初はしんどいと思いま…

紙とネット情報の使い分け その6 紙面の読み方

他にも「ドラッグマガジン」「クリニックマガジン」という雑誌もあります。これは薬局においてあるかもしれません。目次とパラパラ目を通しておくと、開業医や薬剤師との会話の材料が得られると思います。 具体的にはまずざっと目次を読む。パラパラめくって…

紙とネット情報の使い分け その5 医療業界紙といえばこの2誌

代表的な医薬業界誌と言えば、雑誌「ミクス」と「医薬経済」です。個人で定期購読している方は少ないかもしれません。もし会社で定期購読していれば会社で読むか、週末に借りて自宅で読むことができるでしょう。卸デポにもあると思います。先方のご迷惑にな…

紙とネット情報の使い分け その4 だから紙媒体がある

スマホのみならずパソコンでも同じことですが、画面に文字がびっしりとあると、最後まで読む根気が失せるものです。すると、見出しだけ頭に入って中身はわかっていないということが起こり、重要なニュースの理解が浅くなってしまいます。これを補完するため…

紙とネット情報の使い分け その3 現物は記憶に残る

「私たちはネットの情報を読んではいない。眺めているだけだ」とよく言われます。確かに、スマホの小さな画面で読んだ記事は、意外と頭に残っていないのではないでしょうか。 誰でも現物(紙)の辞典や参考書で経験したことがあると思いますが、「あの単語は…

紙とネット情報の使い分け その2 どうしてプリントするのか

オフィスの一角に書棚を設けている卸デポがあります。そこにネットの記事をプリントしたものが置いてあります。なぜでしょう。その情報はネット上にあり、いつでもどこでも読めるのに、どうしてわざわざプリントしているのでしょうか。答えを探して卸の社員…

紙とネット情報の使い分け その1 情報源の性格

知識と情報を武器に仕事を進めるMRの皆さんは、日々どのように業界情報を得ているでしょうか。情報源をその性格によって大きくふたつに分けるとすると、現物(紙面や人)と仮想(ネット)に分けることができると思います。もしくはフロー(毎日流れていくも…

自分の時間を確保しよう その10 仕事の時間を節約する②

メールの次は会議です。「出社前に今日の退社時間を決める」の項で述べたように、終わりの時間を決めるとそれまでに終わらせようとする力が働くため、結果的に会議時間を短縮できます。会議は1時間で設定することが多いと思いますが、これを45分にするだけで…

自分の時間を確保しよう その9 仕事の時間を節約する①

時間節約方法について考えましょう。無駄が多いと感じるのは車や電車での移動時間と顧客の待ち時間です。しかしこれらの時間の節約は、おそらくすでに対処されており限界に近いと思います。ここではメールと会議の時間短縮について考えます。 メールは件名で…

自分の時間を確保しよう その8 仕事の優先順位③

MR活動報告の入力や自分のための備忘録整理は顧客訪問の合間にされる方が多いと思います。処理が残っているものがあればこのタイミングで済ませてしまいましょう。 最近はなかなか顧客に会えないため、面会時の準備はこれまで以上に重要になってきました。訪…

自分の時間を確保しよう その7 仕事の優先順位②

副作用報告と精算の次はメールチェックです。メールは開けたらすぐ返信するようにすると受信トレイに溜まりません。習慣づけてしまいましょう。すぐ返信しなくてもよいもの、じっくり考えたり作業が必要だったりするものは、フラグを立てて後回しです。顧客…

自分の時間を確保しよう その6 仕事の優先順位①

オフィスに出社して行うMRの仕事を順位付けして、3回に分けて考えてみます。優先順位は①副作用報告、②精算処理、③メールチェック、④ニュースチェック、⑤MR活動報告/自分のための備忘録整理、⑥顧客訪問準備といったところでしょうか。 それでは順番に見ていき…

自分の時間を確保しよう その5 逆算して仕事の段取りを

仕事の優先順位をつけるのは大切なことですが、柔軟に対応することも大切な心がけです。急に顧客から資料を依頼されたり上司から報告を求められたり。このようなとき自分のなかで優先順位を付けていれば、対応後すぐ業務に戻ることができます。出社前、外勤…

自分の時間を確保しよう その4 周りの目が気になる

帰ろうとしたときに「早いね」と言われて罪悪感がある。みんなまだ働いているのに早く切り上げるのは気が引ける。これは組織人として正常な感情だと思います。何も感じないのは冷たいのではないでしょうか。まわりに気を遣うのはあたたかい心を持っているか…

自分の時間を確保しよう その3 お互いさまの精神で

退社時間を決めたらまわりに協力を求めましょう。理由を伝えて共感を得るのです。誰にだって自分の人生があり、大切な約束があります。パートナーや家族と夕食を共にしたい。友人と語らいたい。コンサートに行きたい。勉強したい。育児や介護をしたい。誰に…

自分の時間を確保しよう その2 出社前に今日の退社時間を決める

具体的な方法を考えていきましょう。早く退社する。そうは言っても仕事はたくさんあるでしょう。ならばそのぶん朝早く始め、夜早く切り上げるようにできるでしょうか。そもそも早く帰るとほんとうに仕事が滞るのでしょうか。おそらくデータを取ってみてもそ…

自分の時間を確保しよう その1 自分の時間を作り出す

100年人生において健康に生きていくには働き続けることが大切といわれます。たしかに定年退職後の人生が長くなれば、仕事がないと時間を持て余してしまうでしょう。業務スキルはほっておくと陳腐化していくため、日々の仕事を通じたスキルアップに加え、個人…

MRのキャリア概観 その10 近い業界で

今度は目を業界の外に向けてみましょう。MR活動で培ったスキルや経験を生かせる場所はどこでしょう。ヘルスケア業界ならば比較的ハードルが低いでしょうか。 例えば医療法人や社会福祉法人などのスタッフ職。医療関係者とのコミュニケーションは問題なく行え…

MRのキャリア概観 その9 業界内でMR以外の職種で

製薬企業におけるMR以外の職種は狭き門です。営業所から本社勤務になる確率は、所長になるよりも低いかもしれません。ただ、一度本社スタッフになれれば業界内での転職の道も開けますし、スキルを積めば業界外にチャレンジできるかもしれません。 MRの次のキ…

MRのキャリア概観 その8 業界内でMRとして

多くのMRの皆さんはMRとして生きていくことに決めたものの、MR職の先細りが不安だと思います。40代後半以降リストラが行われたときに残るためには、一定以上の人事評価を保つことはもちろん、「後進に良い影響を与えるシニア」という評価を得ておくことが大…

MRのキャリア概観 その7 前向きに、柔軟に

新しい世界に踏み出すのは何歳でもよいと思います。じっとしてなにもしないのはリスクになるため、なんらかの準備、長い人生への適応を進めたほうが良いと思います。どの年代の方も職業人生は長く続きますし、社会の変化のスピードは今後ますます速くなるは…

MRのキャリア概観 その6 何歳でも人生は変えられる

30代40代の皆さんは、これまで描いていた人生設計ではそのあとの人生を支えられないことに気づき始めたのではないでしょうか。このままMR職が永続するのか?このまま定年まで同じ会社にいられるのか?など。 そう気づいた方はきっと、キャリアにおいて自分が…

MRのキャリア概観 その5 バランスが大切

無形資産とはお金に換算できないものです。MR職は高給のため貯金はたくさんできますし、マイホームを買ったり高級車を買ったりすることができるでしょう。 一方、優しいパートナーや家族、すばらしい友人、高度なスキルや知識、肉体的精神的な健康、これらに…

MRのキャリア概観 その4 無形資産を豊かに

柔軟性を保つためには自らモチベーションをコントロールし、その時々に応じて自分を造り直すエネルギーを充填することが必要だと思います。MRとしてストレスの多い長時間労働を長年続けていると、生きる力がすり減り、柔軟性も弱くなるものです。 加齢ととも…

MRのキャリア概観 その3 柔軟に変化していく

いま、先発品を担当するMRは大きくプライマリーとオンコロジーに分かれています。プライマリーの皆さんは「もう先がない」と士気が下がっているかもしれません。ボールペンなど配布できるものは減り、残るはランチョン説明会時のお弁当くらい。しかもそれさ…